最新作となる映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、第7作目。6作品もある過去のシリーズを、自称SWオタクのメンズノンノモデル小松史弥に解説してもらう連載、スタート!
小松史弥
たいへんだ! 新作『フォースの覚醒』がもう公開ですよ! 今から6作も解説するんでしょうか。
編集部H條
うむ。観る直前にこそ、復習したいよねということで。
小松史弥
まずは、映画の歴史上でも金字塔な『エピソード4/新たなる希望』ですね。
編集部H條
「スター・ウォーズ」といえば、という主要キャラクターが全員登場してるよ。
小松史弥
いや、観ていない人でも知ってる有名キャラのヨーダが、まだ出てきませんよ。
編集部H條
エピソード6でお亡くなりになるから、こんどの新作にはたぶんいないでしょ。
小松史弥
さらっとネタバレを(笑)。これは、人気キャラのR2-D2とC-3POの登場シーン。
編集部H條
反乱軍の象徴・レイア姫が、ダース・ベイダー率いる帝国軍の捕虜になってしまう場面からスタート。ざっくり言っちゃうと、惑星大戦争!
小松史弥
レイア姫は、ひそかにR2-D2に情報を仕込んで、辺境の惑星に飛ばします。それを偶然拾ったのが主人公のルーク・スカイウォーカー。
編集部H條
まさにフォースのお導き…。偶然ではないはず…。
小松史弥
R2-D2が再生した姫の姿に一目惚れして、戦闘機パイロットになりたいルークに、義父は「もう1年、農作業だ!」と不条理な猛反対。
編集部H條
ここのたそがれシーンが、エピソード4では一番好き。宇宙の果てでも、若者の悩みは同じなんだなと。
小松史弥
でもお義父さんは、ルークの宿命を感じていて、心の中では諦めていたんでしょうね。
編集部H條
戦争の話と言ったけど、“少年から大人への脱皮”や“家族愛”が根底のテーマにあることが、シリーズの魅力。